北京初のドローン物流配送ルートを開設

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2024-08-21

八達嶺長城観光地では8月16日、北京初のドローン配送ルートが開設された。この「空中回廊」は現在、着陸場所付近にいる観光客に暑さ対策・応急救援用グッズなどの商品の配送サービスを提供することができる。

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写真提供:北京日報アプリ

北京初のドローン配送ルートの着陸場所は、2023年末に一般公開された八達嶺長城の南城の延長線にある南九城楼に配置されている。同区域の本来の姿を維持するため、ここには商業施設が一切設けられていないため、訪れた観光客は飲料水などの物資の補給が難しい状況にある。この現状を踏まえて、八達嶺長城観光地は美団と提携し、北京初のドローン物流配送ルートを開設した。南九城楼の配送スポットで、観光客は携帯電話でQRコードを読み取ることでフードデリバリープラットホームで注文することができ、数分後にドローンで配送された商品を受け取ることができる。

毎日の営業時間終了後、ドローンはさらに廃棄物を指定された場所まで運搬することができ、観光地の運営・メンテナンススタッフをサポートしている。

ドローンの応用シナリオの持続的な拡大に伴い、「低空+観光」が注目を集めつつある。八達嶺長城では現在、ドローン配送を体験できるだけでなく、観光客は航空機の運転免許取得のための訓練に参加することもできる。ヘリコプターや固定翼航空機に乗って、雄壮で威厳のある八達嶺長城を見下ろしたり、野鴨湖、官庁貯水池の上空を飛行したりすることもでき、全く新しい観光体験を創り出している。

(情報提供:CRI Online、北京日報アプリ)

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