創業邦傘下の睿獣分析がこのほど発表した『2025年中国商業宇宙イノベーションエコシステム報告書』によると、中国の商業宇宙産業発祥の地である北京は、商業宇宙ベンチャー投資市場で全国をリードし続けており、これまでに160社が融資を受け、ユニコーン企業が5社誕生している。

統計によると、2014年～2025年第1四半期にかけて、企業の登録場所と融資主体別で見ると、北京で融資を受けた商業宇宙企業は全国トップの160社に達している。そのうち、2024年～2025年第1四半期にかけて、北京は商業宇宙分野への融資が58件と他都市と比べて大幅に超え、商業宇宙分野の産業資金の主要な集積地となっている。

同報告書によると、2025年第1四半期時点で、商業宇宙分野のユニコーン企業12社のうち5社が北京に集中しており、それぞれ星際栄耀、藍箭航天、微納星空、星河動力、銀河航天となっている。

（情報提供：北京日報）