7月6日、第42回全国医薬工業情報年次総会及び2025北京・昌平生命科学フォーラムが北京市昌平区で開幕した。
総会では北京未来医薬産業チェーン研究院(仮称)の設立式典が行われた。同研究院は国内20以上の業界団体、先導企業、科学研究機関の協力により共同設立され、中国の医薬分野におけるハイレベルなシンクタンクと産業サービスプラットフォームの構築を目指している。

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総会では、生命科学重点プロジェクトの「大学・地方政府間連携」共同建設始動式が開催された。昌平区は清華大学、北京大学、中国農業大学、北京化工大学と連携し、バイオ医薬、合成生物学、ハイエンド機器設備などの最先端分野におけるブレークスルーの実現を推進し、中国の医療健康産業の飛躍的な発展をけん引していく構えだ。
総会では『中国(北京)自由貿易試験区科学技術イノベーションエリア・昌平グループによる医療健康産業発展促進支援措置』が発表された。同政策は自由貿易試験区の制度型開放を突破口とし、多国籍研究開発協力の推進や国際基準との整合性を図り、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)、AI製薬、細胞・遺伝子治療などの最先端分野における技術空白の早期解消を推進する。
重要プロジェクトの調印式では、医薬品研究開発の戦略的配置と独創的成果の実用化に焦点を当て、14の重要プロジェクトが昌平区で実施されることが正式に決定した。プロジェクトは、マインドレイ(Mindray)や大医グループなどの産業投資型プロジェクトや、安達生物、Gree Life Technology 社などのイノベーション協力型プロジェクトをカバーしている。
(情報提供:人民網)