世界初の人型ロボット競技・訓練拠点が国家スピードスケート館に設立

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2025-08-19

2025年世界人型ロボット競技大会の重要なインフラとして、世界初の人型ロボット競技・訓練拠点「パンダアイ」がこのほど正式に稼働した。

北京日报 全球首个人形机器人赛训基地正式在国家速滑馆挂牌.jpg

写真提供:北京日報

「パンダアイ」は国家スピードスケート館(「アイスリボン」)西広場のサンクンガーデンに位置し、ETFEフィルム素材を使用した組立工法で建設され、全ての素材が100%リサイクル可能となっている。同施設では今大会に出場するロボットによる5対5のサッカープログラムの訓練と一部試合が行われるほか、将来的には世界トップレベルのロボットチームの技術テストや大会前調整を担う予定だ。

「アイスリボン」の南西側には「パンダアイ」が隣接し、「アイスリボン」を囲むように配置されたロボットキャンプにある専用の訓練エリアでは各チームの効率的な調整をサポートしている。ロボットの充電から訓練、メンバーによるテスト、交流に至るまで、至る所に専門性と配慮が体現されている。一方、キャンプ内のレジャー展示エリアは一般開放されており、ここではロボットの即興パフォーマンスや、愛らしいロボットとの記念撮影、ロボットが丁寧に作り上げるオーダーメイドカフェやフルーツティーを楽しめるほか、ロボットによる見事なシュートシーンを鑑賞することもできる。

情報提供:「北京発布」WeChat公式アカウント

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