北京市は今年9月、「科学技術で生活を変え、革新で未来を拓く」をテーマに、初の「全国科学普及月間」を開催する。期間中は、科学講演会、サイエンスカフェ、展示会、参加型体験イベント、科学読書推進、サイエンス市(マーケット)など、約3000件の多彩な科学イベントが行われる。全市16区でそれぞれメインイベントが開催されるほか、約100の大学や研究機関の科学協会、200を超える市レベルの学会、1000以上の企業や産業パークの科学協会が、自らの強みを生かした特色あるテーマ活動を展開する。さらに、複数の大学や企業の研究室や生産ライン、展示ホールが一般公開される予定で、120の出版社、図書館、書店も連携して科学読書キャンペーンを実施するなど、多角的な取り組みが進められる。

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また、2025年全国科学普及月間の期間中には、第15回「北京科学カーニバル」が平谷区で開催される。今回は「知恵の惑星」「勤労の惑星」「グルメの惑星」「美の惑星」「キッズの惑星」「緑の惑星」という6つのテーマを設け、先端技術、現代農業、食品科学、花卉園芸、ペット産業、環境保護などの成果を一堂に展示。来場者が楽しみながら学べる体験型・参加型の科学イベントとして、科学性・参加性・双方向性・楽しさを兼ね備えたプログラムを提供する。
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