2025年の春節を間近に控え、北京は「京彩四季・福満京城」と題した消費イベントを1000回超実施する。
オフラインでは、北京市内の主要デパート、ショッピングセンター、スーパー、チェーン店約100店が年越し用品特設エリアを設置し、割引などの各種キャンペーンを打ち出しているほか、古き良き北京年越し用品マーケット、新発地市場年越し用品フェスティバル、運河マーケットなどのシリーズ新春マーケットを開催する。オンラインでは、「2025年北京オンライン年越し用品フェスティバル」がスタートし、京東、美団、抖音、快手などのプラットフォーム企業が続々と年越し用品クーポンなどのキャンペーンを打ち出している。
北京では20日より、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ(スマートバンド)といったデジタル製品3種類の新品購入補助金政策が正式にスタートした。消費者は「京通」ミニプログラムを通じて、実名認証を経て補助金資格を取得した後、同政策の対象となる企業のオンライン・オフライン店舗で、補助金を利用すると割引が適用される。
老舗と連携した、商圏で新春を迎える人気イベント「王府井金街で年越しをしよう」がスタートしたほか、模式口街区の新春カーニバル、門頭溝区の長安天街の特色ある縁日なども開かれ、買い物をしながら北京の春節ムードを味わうことができる。
また、グルメで新春を祝うシリーズイベント、年越し料理ランキング選考、「新春グルメフェア」などのイベントも実施されるほか、石景山区、経済開発区など複数の区では飲食消費クーポンが配布される。
北京市はまた、「京彩楽購」北京ビジネス消費空間マップと「京夜好食光」北京市深夜食堂特色飲食街マップを発表した。これらのマップは国際消費体験エリア、都市消費センター、地域活力消費圏をカバーするだけでなく、東城区、西城区、朝陽区、海淀区、通州区などに分布する特色ある飲食街区29カ所も網羅している。
複数の老舗および新たな消費ブランドが年越し用品ギフトボックスや特色ある新製品を発売した。全聚徳の前門大街「中軸食礼」体験店では、同仁堂が文化クリエイティブお香グッズや革新的な「大健康」食品を販売しているほか、白塔寺薬局の漢方薬香り袋、来今雨軒のお土産ギフトパック、ポップマートの「金蛇賀歳・新年好牌」シリーズ積み木フィギュア、「氷墩墩(ビン・ドゥンドゥン)」のへび年新春スペシャルバージョン「蛇墩墩」なども発売されている。
(情報提供:北京市商務局)