「2025年全国消費促進月間および北京市・天津市・河北省消費シーズン」が2月22日にスタートし、2月22日から3月末にかけて、北京市は「色とりどりの北京の四季　多種多様な消費」をテーマに多様な消費ニーズに対応するイベントを約1,000回にわたり実施する。

また、豊台区消費シーズン・石景山区北京西部消費祭など地域消費を活性化する質の高いイベントを開催する。

複数の老舗、中国トレンドブランド、対外貿易企業が国産トレンド商品を続々と発売している。例えば、紫光園が新発売した、牛乳を煮詰めて作られる「奶皮子(ナイピーズ)」入りのヨーグルト、中国トレンドブランド「依文深山集市」が開発した、少数民族の無形文化財に登録された技術および伝統的文様を取り入れた衣料品などが挙げられる。

新世界百貨、物美、永輝を含む100社以上の主要商業施設、ショッピングセンター、スーパーマーケットなどが充実した内容の割引キャンペーンを実施している。方磚廠69号、便宜坊などの飲食店も一定の金額に達すれば値引き・景品がもらえるキャンペーンを実施している。また、幅広い業界の主要企業と連携し、スマホ・タブレット・家電・自動車などの品目をカバーする買い替え促進政策が市内全域で継続的に実施されている。

中国国際ファッションウィークや北京ファッションウィークを開催し、主要商業地域に店を構えるファッションブランドが新シーズンに新作を一斉公開するよう導く。798・751パークなどの文化・観光ランドマークでは、「798アート＆サイエンスビエンナーレ」など特色あふれるイベントが実施されている。

北京プチバケーションの目的地では、「開門迎春」と題した春の花見イベントが開催されるほか、国際スケート連盟（ISU）世界ショートトラックスピードスケート選手権や北京市クロスカントリー・スキーオープンなどの主要競技大会も開催される。このほか、亮馬河スプリングクルーズ、昌平イチゴ祭・龍慶峡氷灯芸術祭など地域資源の特色を存分に活かした複合型イベントも開催され、観光・ショッピング・エンタメをワンストップで体験することができる。

2025年、北京は「1+12+17+N」イベントシステムを構築し、12のテーマシナリオ（祈り・幸せに満ちた北京、春の贈り物・春節ムードあふれる北京、ファッション・新作デビュー都市・北京、花見・花咲く北京、文化財・博覧都市・北京、散策・北京を観光する、グルメ・北京の味を探る、親子で楽しむ・夏至の北京、スポーツ・北京の主要大会、国潮・秋の趣あふれる北京、キャンペーン・北京の選りすぐりアイテム、氷雪・躍動する北京）に焦点を当てる。また、北京国際文化観光消費博覧会やスポーツ消費フェスティバルなど17の質の高いイベントを企画し、様々な市場主体に対し、商業・文化・観光・スポーツなど多分野をカバーする消費促進キャンペーンを多数開催するよう働きかけ、消費市場の活性化を図る。

（情報提供：新京報、北京市商務局）