国際消費センター都市の育成・整備の取り組みから3年以上が経過した北京は、多くの分野で目立つ成果を上げ、都市競争力の番付、フォーチュングローバル500企業の数、サービス産業の付加価値、出国時税金還付対象店舗の数、国際線や国内線の直行便就航都市の数などの主要指標においていずれも全国トップとなった。
(写真提供:新京報)
北京は2022年に「4+29+84+N」、すなわち4つの国際消費体験ゾーン、29の都市消費中心地、84の地域活力消費圏、複数のコミュニティ住民利便性向上生活圏という全体的な空間配置を明確にした。現在、CBD×三里屯と麗沢×首都ビジネス新区の国際消費体験ゾーンの企画案の作成が完了している。2021年以降、全市に400万平方メートル以上の商業空間面積が新たに増え、各地域の消費者のニーズを満たしている。
全市に中華老舗ブランドが新たに25店舗増え合計137店舗に達し、北京老舗ブランドの総数も259店舗に達した。「北京ギフト」製品(シリーズ製品)が200以上発売された。ギャラリー・ラファイエット、スターバックスなど北京で設立する消費分野の多国籍企業の地域本社26社を新たに認定し、その数は全分野の同企業数の42%を占める。このほか、2019年から現在まで、3700店舗以上の1号店の北京進出を実現した。
北京は、華熙五棵松を含むデジタル飲食街11か所、藍色港湾などの「深夜食堂」特色飲食街26カ所を作り上げた。2024年に、「黒真珠レストラン」にランクインした北京市内のレストランは38店舗、「ミシュランガイド」にランクインしたレストランは33店舗に達した。
ファッショングッズの消費力が引き続き上昇しているのを受けて、北京は三里屯太古里を含む12カ所のグローバル初発表センターを育成・整備した。中国国際ファッションウィーク、北京国際映画祭などのイベント影響力も拡大し続けている。また、グリーン消費の促進において、一連の政策が打ち出され、新エネルギー自動車と省エネ家電の売上を200億元近くまで伸ばした。
(情報提供:北京青年報)