北京市通州区にある副都心文化観光区で11月21日、企業誘致説明会が開催された。100億元近くの総投資額となる「火星人居科幻城(マーズSFタウン)」、「フェラーリワールド・エンターテインメント」複合施設などのプロジェクトの契約が締結された。
フェラーリワールド・エンターテインメント複合施設は、スピードと興奮が交錯し、心臓の鼓動とエンジン音が共鳴する没入型体験プロジェクトであり、世界最速の「フォーミュラ・ロッサ」ジェットコースター、eスポーツパーク、フェラーリ博物館、フェラーリクラブなど多様な業態を含み、完成後は、アジア初のフェラーリワールド・エンターテインメント複合施設となる。

フェラーリワールド・エンターテインメント複合施設プロジェクトコンセプト図
「火星人居科幻城」プロジェクトは、中国初の火星文化クリエイション、航空宇宙科学普及教育、没入型科学普及インタラクション、宇宙娯楽体験を一体化した火星をテーマとした没入型体験拠点である。このプロジェクトは火星をコンセプトとし、科学研究・科学普及・教育と連携して構築する没入型体験シーンが供給され、具体的にはVR大空間、ラフティング体験プロジェクトなどがある。「火星人居科幻城」は2026年始めに建設が開始され、2028年末に開園を目指す計画となっている。

「火星人居科幻城」プロジェクトコンセプト図
今年に入って、文化観光区では都市スポーツセンターの用地取得、環北交通ハブの試運用、高級ブランドホテル3件の正式営業開始、「湾里」の年末に向けた開業計画などの新しいプロジェクトが目白押しとなっており、完全かつ豊富な休暇機能を備えた文化観光区が形成されつつある。
今後、副都心文化観光区は蕭太后河の通航を推進し、「台湖演芸タウン―ユニバーサル・スタジオ・北京―張家湾古鎮―大運河」を結ぶ水辺の活気あふれる回廊を形成する見込みである。
情報提供:「北京発布」WeChat公式アカウント