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2024-03-07  |  

先日、北京市商務局など9部門により「北京飲食業の質の高い発展を促進し、国際的美食の都づくりを加速させるための行動計画」が発表された。同計画によると、2025年までに市内に500以上の国内外の有名な飲食ブランドを新たに導入し、30以上の特色ある「深夜食堂」飲食街を構築し、世界各国の美食を揃えた国際的美食の都を初歩的に作り出す。

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(画像提供:北京日報)

データによると、北京では2023年の飲食業総売上が初めて1300億元を突破した。本市の飲食業の質の高い発展をさらに促進するため、同計画では国際ブランドの集結、美食集積地の整備、伝統技術の振興、消費環境の向上、科学技術の活用、専門人材の育成、サービス品質の向上といった7つの取組みが提案されており、国際的美食の都づくりを加速し、北京が国際消費センター都市へと発展するよう後押しするとしている。

国際ブランドの集結に向けた取組みにおいて、北京は国内外の美食ブランドの導入を加速し、国内外の美食ブランドの北京での展開を支援し、1号店・旗艦店・PRセンターの設立などを後押しする。同時に、世界の飲食ブランドデータベースの構築を模索し、立地選定やブランド宣伝などの関連サービスを整備し、北京市内の本土外機関や駐京弁事処(北京駐在員事務所)の役割を発揮し、より多くの国内外のバラエティ豊かな飲食店の北京進出を促す。北京市は2025年までに、市内に500以上の国内外の有名な飲食ブランドを新たに導入する計画だ。

飲食業は夜間消費の主力業界であり、北京は地域別、時間帯別の昼夜営業制を模索していくと同時に、「夜京城」の消費ランドマーク夜間運営管理を整備する。飲食店集積地の臨時駐車対策を最適化し、人の流れに合わせて公共交通サービスを確保し、夜間の飲食や観光、公演などの一体化を推進していく。北京市は2025年までに、市内に30以上の特色ある「深夜食堂」飲食街を作り上げる計画だ。

さらに、北京は老舗料理人リストを作成し、一連の伝統的な調理技術の復元を支援する。同時に、一連のスマート飲食店の構築を支援し、2.5万軒のデジタル化のレベルが比較的高い飲食店を育成する。

(情報提供:北京晩報)