心地よい夜風の中、沈む夕日の残光でほんのりと灯る夜の公園散策は昼間とは違う雰囲気が味わえる。
夜の帳が下ると、玉淵潭公園にある19000平方メートルの超大型屋外アートイルミネーション空間には、15カ所のシーンからなる没入感のある美しい世界が演出されている。

玉淵潭イルミネーションショー

玉淵潭イルミネーションショー
端午節休暇以降、北海公園内にある庭園・静心斎では、夜の没入型文化体験モデルが導入された。観覧者は優雅で洗練された皇室庭園を楽しみながら、古箏(中国の伝統楽器)や昆曲(中国の古典戯曲)を聴いたり、江南(長江下流域の南岸地域)傘踊りのパフォーマンスを見たりすることができる。


北海公園・静心斎
景山公園の夏の文化シーズンは、「北京中軸線」と「京味文化」を中心に北京中軸線の壮美な景色を展示するほか、夜間特別開園を実施し、美しいイルミネーションを設置し、古建築の赤い壁や北京ならではの美しい空間がお目見えする。
中国園林博物館は、館内の豊富な庭園資源および『長物・居園』と題した展覧会などの展示陳列スペースを活用して、毎週水曜日に「未来の演説家に出会う」と題した博物館ナイトステイイベントを開催している。


中国園林博物館
人気を集めた「不思議な香山ナイト」イベントが再開されている。観覧者は公園の科学普及講師の解説のもと、夜の山でにぎやかなセミの鳴き声を聞き、機会があればセミが羽化する過程を観察することもできる。
この夏、各公園の閉園時間は国家植物園(北園)、景山公園、中山公園が21時、天壇公園、陶然亭公園、紫竹院公園が22時、玉淵潭公園が22時30分となっている。
(情報提供:北京日報アプリ)