今年のチャイナ・オープンは9月14日から10月5日まで国家テニスセンターで開催され、アジア初の3週間にわたる総合テニス大会となる。

ITF（国際テニス連盟）ジュニア大会が9月14日に先頭を切って開幕し、9月21日に決勝戦を行う。WTA（女子プロテニス協会）1000ポイントレベルの女子大会は9月22日から10月5日まで開催され、ATP（男子プロテニス協会）500ポイントレベルの男子大会は9月23日から10月1日まで実施される。

出場選手第一弾の顔ぶれとしては、男子シングルス現世界ランキング1位のヤニック・シナー、3位のアレクサンダー・ズベレフ、グランドスラムチャンピオンのダニール・メドベージェフらが出場予定である。女子シングルスでは現世界1位のアリーナ・サバレンカ、ディフェンディング・チャンピオンで世界2位のコリ・ガウフ、2023年大会チャンピオンのイガ・スワテックが出場するほか、鄭欽文が中国テニス協会の団体を率いて出場する。
国家テニスセンターは今年も引き続き改修工事を進めており、南広場に新たな通路が開設される予定で、観客は総合棟および首創ダイヤモンドコートなどのコアエリアに直接アクセスできるようになる。また、西側には国際競技規格のトレーニングコート5面および専用「サインアイランド」が新設され、ファンと選手らが近い距離で交流できる場を提供する。国家テニスセンターの東側にはクレーコートテーマガーデン観戦エリアの設置が計画されている。西広場の「チャイナ・オープンリング」およびブラッドスタジアムの周辺と道沿いにはレジャースペースが増設される。同センターで最大規模の首創ダイヤモンドコートでは音響システムが重点的にアップグレードされる予定で、立体的で臨場感あふれる音響体験が可能となる。

2025年テニスのチャイナ・オープンのチケットは8月8日より正式に販売されている。「中国网球公开赛官方（テニスのチャイナ・オープン・オフィシャル」ミニプログラムを検索し、チャイナ・オープンのメンバーに登録すれば、チケット購入時に特典が受けられる。

（情報提供：「北京発布」WeChat公式アカウント）