このほど、2026年北京ニューイヤー公演シーズンが正式にスタートした。2025年12月31日から2026年1月3日にかけて、3つのテーマ別ニューイヤーコンサートが人民大会堂で開催される。期間中は、音楽、ダンス、芝居、伝統演劇の4分野における選りすぐりの公演も行われ、多彩な文化・芸術イベントを通じて市民とともに2026年を迎える。

第30回北京ニューイヤーコンサート(1996~2025)―北京交響楽団が2025年12月31日に人民大会堂万人大礼堂の舞台で幕を開ける。同コンサートは中国と西洋の文化を融合し、その多様性と包摂性を表現する。10曲以上の見ごたえある演奏が披露され、曲目の構成には独自の工夫が凝らされており、北京ニューイヤーコンサート30周年に敬意を表する。

第4回北京こどもニューイヤーコンサート―天馬ファンタジーナイトが2026年1月1日に人民大会堂万人大礼堂で、子どもたちに新年最初のギフトを届ける。同公演はオリジナルの幻想的な芝居ストーリーを軸にコンサート全体を展開し、音楽をドラマチックに演出する。少女小元と天馬のファンタジーな冒険を主軸に、成長と別れをテーマにした物語を紡ぐ。
「北京ニューイヤーコンサートGALA」ブランドは、2026年1月3日に北京の人民大会堂に登場する。今回は初めて、社会現象を巻き起こしたミュージカル『風声』のIPと連携し、共に「ニューイヤー特別保存版」限定コンサートを創り上げる。

2026年北京ニューイヤー公演シーズンは、「定番演目とともに年越しし、共に素敵な生活を分かち合う」というテーマを継承し、15回にわたる選りすぐりの公演が企画され、音楽、ダンス、芝居、伝統演劇の4分野を含む。3つのニューイヤーコンサートで構成される音楽分野に加え、芝居分野では、パノラマ没入型インタラクティブ劇場『大探偵趙趕鵝』が来場者を没入型探偵体験へと誘う。ダンス分野の民族舞踊『舞風卓然』では、民族・民間舞踊が現代の生活、社会、文化、自然に注ぐ眼差しを表現する。京劇、崑曲、豫劇は公演シーズンの伝統演劇分野を構成し、北京の伝統芸能ファンに10回以上の定番演目を届ける。
情報提供:首都之窓、「文旅北京」WeChat公式アカウント