2025年12月7日から2026年のスキーシーズン終了まで、鉄道部門は京張高速鉄道の北京北駅・崇礼駅間を運行する高速列車「G列車」において、「スキー用具同行サービス」の試行導入を実施している。
鉄道部門は、G7831/2/3/4/5/6/7/8番高速列車の2等席車両の一部座席を改良し、専用の「スキー用具置き場」を設置した。このサービスを選んだ旅客は、縦・横・高さの合計が200センチメートルを超えないスキー用具を持ち込んで同じ列車に乗車できる。縦・横・高さの合計が200センチメートルを超える用具については、高速列車内のスペース制限により、従来通り荷物運送の手続きをする必要がある。
スキー用具を持って移動する旅客は、鉄道12306アプリの「雪具便利行(スキー用具同行サービス)」機能からサービス情報を確認し、指定列車のチケットを購入した後、購入完了ページで「雪具便利行(スキー用具同行サービス)」を選択して予約・支払いを行うことができる。予約受付は発車10分前までとなり、発車1時間前までは注文をキャンセルして全額返金が可能。

オンラインで予約に成功した後、スキー用具を列車に持ち込んで指定場所に保管でき、人と用具の同行が可能になる。(撮影:袁旭冉)
予約に成功した旅客は、乗車当日に適切に梱包したスキー用具を持ち、「雪具便利行(スキー用具同行サービス)」の表示があるゲートを通って保安検査・改札を受け、駅係員が旅客のチケット及びサービス注文情報を確認し、用具の梱包が要件を満たしていることを確認した後、確認済みシールを貼付する。旅客は改札を経て乗車後、列車係員の案内に従って近くの「スキー用具置き場」に用具を適切に置く。列車運行中は、係員が定期的に巡回し、用具の安全輸送をサポートする。
試行導入の初期段階では、「スキー用具同行サービス」の料金は1セットあたり68元に設定されており、料金を支払った旅客は、乗車後180日以内に鉄道12306アプリで「デジタル電子領収書」を発行することができる。
「スキー用具同行サービス」の試行導入期間中は、「雪具快运(スキー用具宅配便)」サービスもしばらく継続され、旅客は自身のニーズに応じて選択できる。
情報提供:新京報