昆泰デパートは「THE BOX朝外ユースパワーセンター」へと生まれ変わり、4月末にオープンする予定。藍島ビルは営業を続けながら改造が行われており、一部のフロアが先行オープンした。都市のリニューアルに伴い、朝外商業地域は一新される。
朝外商業地域(写真提供:vcg.com)
朝外大街を歩くと、あちこちがリニューアルで雰囲気までガラリと変わっている。あと2カ月余りで、昆泰デパートは「THE BOX朝外ユースパワーセンター」という新しい名称でリニューアルオープンし、消費のランドマークがもう1つ増える。
昆泰改造プロジェクトは2022年に正式にスタートし、新たな消費ニーズにフォーカスし、芸術・科学技術・エンタメ・文化を組み合わせたモデルによって、若い消費者により多角的でインタラクティブなエンタメ体験を提供する。同プロジェクトの運営側が発表した計画によると、「THE BOX朝外ユースパワーセンター」の東側はスポーツ・レジャーエリアで、北京初の空中バスケットコートと1階にある屋外スケートボード場が併設されており、若者にトレンドのスポーツ空間を提供するとともに、世界トップクラスのバスケットボールパートナーおよび有名なスケートボードクラブと手を組み、スポーツ愛好家たちに多くの素晴らしい試合の場を提供する。北京初の屋外LEDライトを採用した空中バスケットコートは深夜営業を試みる予定で、夜にバスケを楽しみたいというバスケットボール好きのニーズを満たす。
また、同プロジェクトはデジタルアートソーシャル空間MADverseの中国初店舗を導入し、軽食・カフェ・バー、展覧会・ショー・パフォーマンス、ゲーム・エンタメ、文化クリエイティブグッズ販売を融合した空間を構築すると同時に、北京初の蔦屋書店を導入し、消費者に多様なライフスタイルを提供する。
「THE BOX朝外ユースパワーセンター」の最上階には屋上ガーデンが建設され、夜間営業の音楽クラブ、ラウンジ、飲食店を集め、若者にくつろぎの場を提供する。同プロジェクトの西側に位置する東岳廟文化プラザは、現代生活の中に伝統文化を取り入れ、700年の歴史を持つ瑠璃坊を背景に活気あふれるレジャーエリアを作る。
朝外大街に沿って東へ500メートルほどの場所にある藍島ビルもグレードアップ中だ。同デパートは営業を続けながら改造が行われており、現在1階から3階までは通常営業しており、他のフロアは改造中となっている。
現在、朝外大街では美克洞学館や「THE BOX朝外ユースパワーセンター」、藍島ビルなどの商業施設が繋がっているだけでなく、歩いて10分ほどで僑福芳草地や悠唐購物中心(UTownモール)に着くことができ、商業地域の雰囲気が日増しに色濃くなっている。同街区はさらに周辺環境を最適化し、緑化面積と都市の公共施設を増やし、周辺住民が気軽にレジャー活動を楽しめる環境を整備する。
(情報提供:北京日報)