北京市人民政府新聞弁公室は3月20日、大衆の生産・暮らしにより多くの利便性と選択肢を提供するため、北京市は昌平新城(ニュータウン)東区の建設・発展を積極的に後押しし、首都北部に新たな消費ランドマークを建設すると発表した。

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昌平新城(写真提供:vcg.com)

北京市北西部にある昌平区は、北京市が重点的に発展を図る平原ニュータウンである。昌平新城東区は昌平区南邵鎮に位置し、総面積は13.7平方キロメートル、計画建設用地の面積は11平方キロメートル、計画人口は12万人で、計画された昌平区の機能的位置づけ及び首都機能へのサービス・保障を確保する重点エリアであり、地域の協同発展に向けた首都の重要な戦略的窓口でもある。

昌平区は2022年以降、中国で影響力を有する首都北部の新たな消費ランドマークの建設をめぐり、計画の編成、開発・建設などを統合的に推し進め、積極的な進展を成し遂げた。昌平新城東区は、北京北部の消費体験モデル区、山と川に恵まれた住みよい都市モデル区、ハイレベルな総合サービスを担うエリア、スマート産業・研究イノベーションパークの建設を目指している。現時点で、開発計画中の土地区画の収用と立ち退き作業がほぼ完了し、対応する土地区画はすでに上場条件を満たしている。また、中心区にある都市複合施設の関連用地では準備作業が進められているほか、民生プロジェクトも積極的に実施されており、清華大学付属小・中学校がすでに完工し、開校しているほか、密接に連動し、誘致したハイレベルの三級甲等総合病院が2023年内に設立される予定である。

昌平新城東区の建設は、北京市が国際消費センター都市を育成・建設するための重要な任務だ。新城東区の計画案によると、120万平方メートル近くの超大型商業主導区の建設に着手し、北京北部最大の「MALL+街区式」複合消費集積地を建設し、1つの景観軸と4つの水の回廊を通じて生態資源を十分に融合させ、商業街、空中プラットフォーム、水辺の遊歩道におけるスローモビリティ・システムを形成し、北京北部初の水と都市が共生する水辺の商業消費体験ができる新たなランドマークを提供することを目指す。

昌平新城東区の計画建設の全体計画としては、2021年から2023年末にかけて開発・建設事業を全面的に進め、2025年末までに都市機能形態の整備をほぼ完了させ、2030年末までに現代化ニュータウンをおおむね完成させる計画である。

(情報提供:新華網)