春節が近づくにつれ、前門大街は赤いランタンと「福」の文字で飾られ、どこもかしこも新年の雰囲気が溢れている。
前門大街のそばにある故宮前門文化クリエイティブグッズショップ。辰年モチーフのマグネットやしおりなど新年の文化クリエイティブグッズが若い観光客に人気だ。
見逃せないのが老舗店「呉裕泰」の人気アイスクリームで、店内には色とりどりの新年ギフトセットが販売されており、観光客に大人気だ。
「都一処」、「餛飩侯」などの老舗飲食店のほか、前門大街には漢文化にインスピレーションを得た「宮宴」というレストランがあり、多くの若い消費者が訪れている。
鮮魚口美食街に入ると、錦芳軽食店、天興居炒肝(豚レバー炒め)、方磚廠69号ジャージャー麺など様々な北京のご当地グルメが食べられる。
オフライン消費が盛り上がっている一方で、前門大街ではデジタルイベントが開催されている。「AR前門大街」ミニプログラムには「尋店(店を探す)」「商街活動(繁華街キャンペーン)」などの機能が搭載されており、スマホで「商街活動」ページを開くとクーポンがもらえるルーレットを回すことができ、クーポンを獲得した後、対象店舗で買い物をすると、素敵なプレゼントがもらえる。
前門大街では2月2日「小年(旧暦12月23日)」~2月24日(旧暦1月15日)にかけて、「前門48時間」没入型体験、「ラッキーサプライズ、お買い物無料」キャンペーンなどを開催し、国潮(中国伝統の要素を取り入れたおしゃれな国産品のトレンド)マーケット、民俗パフォーマンス、ブランドのフラッシュモブ、デジタル体験など様々な形で観光客に新年の雰囲気満載の前門を楽しんでもらう。
(写真・情報提供:「北京東城」WeChat公式アカウント)