
1994年から北京市民に親しまれてきた西北三環路沿いのランドマークである「双安商場」が今年、創業以来最大規模のリニューアル工事を完了した。


リニューアルした双安商場の外装にはガラスと陶板の複合素材を採用しており、改装面積は1万5000平方メートル以上に及び、店舗総面積の70%を占めている。5階の飲食フロアには超特大のフロアガラスを新たに設置し、来店客は食事を楽しみながら西北三環の街並みを一望できる。


夜間には、店舗正面の軒下に設置されたフラッドライトが自動的に点灯し、特製のガラス窓に差し込む柔らかな光が、エントランス全体を温かみのあるモダンな雰囲気に仕立てている。
今回のリニューアルでは、159の新しいブランドを導入し、うち約30%が新規出店ブランドとなり、複数の「初出店」ブランドも含まれている。

5階に特別に設けられた「リフレッシュスペース」では、デザイナーハンドメイド商品や化石加工品、動植物標本などユニークな商品を展示販売するだけでなく、来場者が気軽に参加できる「セルフペインティング体験」も提供している。

今回のリニューアルの一番の見どころは最上階に新設された「仰望ガーデン」で、約1600平方メートルのスカイガーデンでは今後、参加型文化イベントを定期的に開催する予定である。 2025年8月に創業31周年を控える双安商場では、さらなる改良計画を準備している。近く着工予定の駐車棟改修工事では、狭いスロープや旋回スペースなど現行設備の問題点を改善し、来店客により快適な駐車環境を提供する。
(情報提供:北京海淀)