今年、北京市は全国に先駆けて「全市どこでも出国時の税還付が可能、市内1カ所で集中的に処理する」サービスを導入し、市内初の「商品購入時の即時税還付」の集中還付カウンターを設置した。これにより、中国本土外の旅客が市内の税還付店舗で受け取った出国時税還付申請書の事前申請が、集中還付カウンターで受付可能になり、中国本土外の旅客の税還付手続きが更に便利になる。

北京市における第1陣の集中還付カウンターは、王府中環・金融街・国貿商城集中還付カウンターの3か所に設置され、5月15日より試験運用を開始し、6月1日より本格的に運用される予定。
試験運用初日、北京初の購入時の即時税還付の集中還付カウンターでの業務は金融街ショッピングセンターで行われ、中国本土外の旅客がレーンクロフォード百貨店で1494元のアロマ商品を1点購入し、134.46元の税金が還付された。
また、北京市税務局は全国に先駆けて、中国本土外の旅客が当日申請可能な購入金額の上限を5万元から22万元に引き上げた。これにより、購入金額が22万元以下の場合は全て市内の「商品購入時の即時税還付」サービスを利用することが可能となる。この措置により、北京市内における同サービス利用者の95%以上が対象となり、政策による波及効果と消費喚起効果のさらなる発揮が期待される。
(情報提供:新京報、「北京西城」WeChat公式アカウント)