ネパール駐中国大使クリシュナ・プラサド・オリ氏が初めて北京を訪れたのは2012年のこと。「ここは並外れて特別な都市に違いない」という第一印象を抱いたと言います。2024年に駐中国大使として北京に赴任した際には、大気汚染が著しく改善され、都市の緑化が大きく進展した様子を目の当たりにし、「生命力に満ちた都市」と評しました。
今年は中国とネパールの国交樹立70周年にあたります。700年以上前にネパール人建築家・アニコが北京で妙応寺白塔を建設しました。そして現在、両国は太陽光発電や水力発電などのグリーンエネルギー協力を行っています。
クリシュナ・プラサド・オリ大使は「ネパールと中国の絆は深く、長きにわたっている」としたうえで、「中国の方々と接する時、いつも温かな笑顔で迎えていただきます。そこに込められているのはまさに心からの温かさであり、人と人との間に育まれた深い友情と真心のこもった気遣いです」と感慨深く述べました。