海淀区

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頤和園[tuchong.comより]

北京市の北西部に位置する海淀区の面積が430.77平方キロメートルです。2023年年末時点で、同区の常住人口が312万5000人です。同区の2023年のGDPは1兆1020億2000万元に達しました。

海淀区は中国で有名な科学技術・教育の区であり、北京大学・清華大学をはじめとする83の大学、中国科学院をはじめとする138の科学研究院(所)、29の国家レベルのエンジニアリング研究センター、73の国家レベルの重点実験室がここに集中しています。

また、区内の中関村は中国の科学技術分野の戦略的資源と技術イノベーションの原動力を持っており、国内で規模が最も大きく、自己革新力が最も強いハイテク技術と企業の集積地です。

2024年末時点で、海淀区には国家重点実験室が92カ所あり、これは北京市全体の63.4%、全国の17.9%を占めています。また、区内には各種のスタートアップ支援・インキュベーション機関が172カ所あり、そのうち科学技術部が認定する国家級ハイテク企業インキュベーターは22カ所にのぼります。国家ハイテク企業は約1万社、北京市の「専精特新」(専門化・精密化・特徴化・新規性)中小企業は2,953社、国家級「専業特新」の「小巨人企業(高い成長性または大きな発展ポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)」は404社あります。また、年末時点でユニコーン企業は計51社を数え、北京市全体の4割以上を占めています。

区内には香山、玉泉山、万寿山と静宜園、静明園、頤和園、暢春園、円明園、臥仏寺、大覚寺、碧雲寺などの名勝旧跡も数多くあり、園林の風景が美しく観光資源に富んでいるエリアでもあります。

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