豊台区

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北京西駅[tuchong.comより]

北京市の南部に位置する豊台区は北京市の「城六区」(東城区、西城区、朝陽区、海淀区、豊台区、石景山区の6つの市内中心部エリア)の一つであり、首都機能を担う主なエリアです。その総面積が305.5平方キロメートルです。

豊台区は14の街道事務所、2の地区事務所、3つの郷、2つの鎮を構えており、323のコミュニティと64の行政村を管轄しております。2023年末時点で、全区の常住人口は201万5000人です。2023年の地域総生産額は2187億5000万元に達しました。

豊台区は交通の利便性に優れており、北京西駅、北京南駅、豊台駅という3つの大型鉄道駅および建設中の麗澤都市空港ターミナルビルを有しています。2019年9月に竣工した地下鉄空港線草橋駅からは20分以内に大興国際空港に到着することができるのみならず、ここでは空港のチェックインと手荷物の預け入れもできます。

区内の北京園博園は第9回中国(北京)国際園林博覧会の開催地であり、国家4Aクラスの観光地でもあります。この北京園博園は20ヘクタール余の窪地を建設廃棄物で埋めてできたサンクン式花園であり、ここでは種々な花が咲き乱れています。北京園博園は生態系復元の奇跡的な見本といっても過言ではないでしょう。

麗澤金融商務区は、三環路の内側にある最後の一定規模以上の開発区域です。新バージョンの北京市総計画では、このエリアを新興金融産業集積区および首都金融改革試験区とする機能的位置づけが明確にされています。