雁栖湖[tuchong.comより]

北京市の北東部に位置する懐柔区の総面積は2122.8平方キロメートルであり、北京市では面積が二番目に大きい区です。

2024年末時点の常住人口は43万9000人、284の行政村と36のコミュニティを管轄しており、同年の地域総生産額の初歩的計算値は564億5000万元です。

懐柔区は歴史が長く、1300年も前の唐の時代に既に「懐柔」と名付けられました。1368年、明の政府が懐柔県を設置しました。当時の範囲と現在の懐柔区の範囲はほぼ同じです。近年、同区は全国緑化モデル都市、国家級生態モデル区、国家級衛生区、国家級持続可能な発展総合実験区など30余りの栄誉称号を獲得しています。

懐柔区は北京市の「北の玄関」として、「北京郊外の明珠」や「首都の裏庭」とも称されています。区内の雁栖湖国際コンベンションセンターでは、これまでにAPEC会議や第1回・第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムなどのハイレベル会議が開催されました。また、中国コンベンション産業大会と北京国際映画祭は今後も引き続き懐柔区で開催される予定です。

懐柔区は中心市街地から50キロメートル、北京首都国際空港から32キロメートル、天津港から約170キロメートルの位置にあり、交通の便が良いです。