延慶区

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玉渡山[tuchong.comより]

京市の北西部に位置する延慶区の平均標高は500メートル以上であり、主峰の標高が2241メートルで北京第2の高さを誇る海陀山も区内にあり、夏が涼しくて北京の「夏の都」と呼ばれています。また、総面積が1994.88平方キロメートルの同区には105平方キロメートルの地熱帯があるため、浅部地熱資源に富んでいます。年間日照時間は2800時間以上の同区は、北京市で太陽光エネルギー資源量が最も豊富なエリアでもあります。

2023年末時点で、延慶区の常住人口は34.3万人です。

首都生態涵養発展区に指定された延慶区は相次いで「全国緑化模範県」「国家森林都市」などの栄誉称号を獲得し、北京のグリーンカーテンであり裏庭でもあり、住環境に優れています。同区の1人当たりの緑地面積は53.14平方メートル、1人当たりの公園緑地面積は46.8平方メートル以上に達しています。区内には、敷地面積が6000畝(ムー)ほどで水面面積が5000畝で北京最大の水上公園である嬀水公園があります。

延慶区は2019北京世界園芸博覧会の開催地であり、北京2022年冬季オリンピック・パラリンピックの競技エリアでもあります。

現在、延慶区はその首都生態涵養区という位置付けに基づき、グリーン経済を強力に発展させ、延慶区の特色のあるグリーン・「高精尖」(ハイレベル・精密・先端的)産業体系の構築に注力しています。