近日、大和証券(中国)は中国証券監督管理委員会が発行した「証券と先物取引業務経営許可証」を正式に取得した。これは大和証券(中国)が正式に業務を展開することが可能となったことが示された。業務範囲には証券仲買、証券の請売りと推薦、証券自営が含まれている。
大和証券(中国)の日本側株主である株式会社大和証券グループは、1902年に東京に本社を置き、日本の大手証券会社5社で唯一、仲買業務とネットバンキング業務を一体化した会社である。百年の発展を経て、大和証券グループはすでに幅広いグローバルなネットワークとサービスシステムを有しており、世界中の主要市場に事務所を置き、連携会社は各国と地域に分布している。大和証券グループは1983年に初めて中国本土に進出し、北京と上海に相次いで事務所を設立し、中国国境内の複数企業のH株のIPO上場に積極的に参加した。
大和証券(中国)が北京に設立され、業務展開が許可されたことは、北京が「両区」政策の優位性を発揮し、サービス業の開放性を拡大したもう一つの注目すべき成果である。中国で唯一投資銀行の免許を持つ日系証券会社として、今後、大和証券(中国)は中日2つの市場に基づき、両国の株主の強大な実力と豊富な業務資源を活用し、法人カスタマーと重点業界(消費、医療、ハイエンド制造など)に焦点を当て、中国と全世界の顧客に高品質、高水準の専門的な金融サービスを提供していく。
(情報提供:北京市地方金融監督管理局)