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2021-06-24  |  

近日、中国銀行保険監督管理委員会は上田八木為替仲介(中国)有限公司(中国語名:上田八木货币经纪(中国)有限公司)(以下、上田八木為替仲介)の北京での営業を承認した。同社は日本の上田八木短資株式会社による出資で設立し、中国で6社目の為替仲介会社であると同時に、中国初の外資独資為替仲介会社でもある。

上田八木短資株式会社は元々上田短資株式会社という企業名で、1918年6月に設立、本社は日本の東京と大阪に置かれ、登録資本金は50億円であった。当初、同社は銀行間の為替市場を主要業務としたが、その後、外国為替市場や債券市場へと業務を拡大した。

為替仲介会社は、中国銀行保険監督管理委員会の認可を得て中国国境内で設立され、電子技術或いはその他の手段を通じて、金融機関間の資金融通及び外貨取引等を促進する仲介サービスを専門的に提供し、併せてその中からコミッションを受領する非銀行金融機関であり、その業務範囲は、中国国境内・外の外貨市場取引、為替市場取引、債券市場取引及びデリバティブ取引を含む。

上田八木為替仲介(中国)有限公司が北京で設立されたことは、中国の金融業の対外開放にとっては素晴らしい成果であり、同時に北京市が「両区」建設を積極的に推進して得た重大な進展であり、更に近年首都が国際的に一流のビジネス環境を構築したという現われでもある。上田八木為替仲介会社は創立後、百年の仲介業務の経験と技術を十分に活用し、為替仲介業務ラインナップを改善することや継続的に業務システムを改善することで、全面的に顧客の需要に合わせ、国内外の顧客に業界の最先端で、最も行き届いたサービスを提供していく。

(情報提供:新京報)