今年10月時点で、朝陽区の「両区」建設プロジェクト件数は全体で290件であり、そのうち、外資系プロジェクトは128件で、外資比率は44%を占める。進行中の外資系プロジェクトおよび投資交渉段階にある進行中のプロジェクト件数は安定して北京市内で上位にランクインしている。

朝陽区は5つの利便化制度革新体系、3つの産業パーク、複数の重点エリアからなる対外開放の政策体系を確立し、越境金融、ハイエンドビジネスサービス、デジタル経済などの分野に焦点を当て、「両区」建設を促進する28カ条の特別政策の第一弾を発表した。国際的な企業誘致、本部経済、国際開放、デジタル経済、建物の品質・業務効率向上、文化・芸術の発展など8つの分野をめぐって、北京CBDの高品質な発展に関する18カ条の政策を策定している。

現在、朝陽区には中国初の多国籍企業向け人民元・外貨一体化資金プールの試行拠点、中国初のオルタナティブ投資・保険・資産管理会社、北京初の人民元国際投資貸付ファンド、北京初の越境貿易投資リスク管理・ビジネスサービスプラットフォームなど、全国・全市で影響力を持つ主要プロジェクトが設置されている。

同時に、朝陽区は「政策、企業、空間」の3つのリストを整理・細分化する。今年10月時点で、朝陽クラスターが実施した62の政策のうち、55の政策が完了し、実施率は88.7%となる。政策リストの任務は顕著な成果を収め、企業リストの任務は着実に推進され、空間リストは継続的に更新・整備されている。

人材サービスの面では、朝陽区はCBD国際人材向けのワンストップサービスセンターを設立し、外国人の就労許可と居留許可に対し「1つの窓口での受付、許可証の同時取得」取組みを率先して実施したことで、所要日数が17営業日から7営業日に短縮され、申告書類および所要日数が大幅に削減された。また、国際人材への医療サービスの利便化を図るために、国際病院における商業保険の即時決済の導入を模索する。

(情報提供:新京報)