このほど、「北京CBD産業チェーン・サプライチェーン・デジタルサービスプラットフォーム」の発表会が行われた。同プラットフォームは、産業面と資金面のオンライン連携や、デジタル・サプライチェーン金融サービスシステム3.0を実現させ、同時に取引チェーンにおける各種小零細企業の直接金融、金融包摂のニーズに応え、総合金融サービスを提供する。

同プラットフォームの建設は、朝陽クラスターが「両区（国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国（北京）自由貿易試験区）」の建設を積極的に推し進め、「産業チェーン・サプライチェーンの安全性を確保する」ための重要な措置だという。プラットフォームには大口商品の購入や、冷凍品、農産物、国際貿易、並行輸入車の取引などの各種シーンが含まれており、産業の需給双方の企業をプラットフォームに組み入れることによって、B2B取引促進を実現し、産業チェーンにおける情報の流れ、資金の流れ、商的流通および物的流通をオンライン化させ、金融機関とマッチングさせ、取引信用を形成して各取引当事者をエンパワーメントする。

次の段階として、北京CBDは「両区」が複数の政策を同時に享受する優位性を持続的に発揮させ、政務サービス、専門サービスを継続的に深化させ、原産地証明の印刷、AEO高級認証インキュベーション・育成などの業務を効率的に提供するほか、フィンテックによって、金融機関が産業チェーン・サプライチェーンサービスに深く参加することをサポートし、企業が無担保のデジタル金融サービスを受けられるようサポートする。同時に、重点業界に向けて良質なサービス製品を作り続け、一流の産業サービスエコシステムを構築していく。

（情報提供：人民網）