このほど、「開放的北京の活力と原動力」と題した企業誘致プロモーションイベントが開催された。これは、今年北京で開催された最初の外資向けプロモーションイベントである。

今回の外資向け特別イベントは「『智』によるエンパワーメント、両区（国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国（北京）自由貿易試験区）開放の新たなチャンスの共有」をテーマとしている。北京経済の質の高い発展は高い柔軟性と強い原動力、高い潜在力を持っており、北京の科学技術イノベーションが質の高い発展をけん引し、「両区」の建設は目覚ましい成果を収め、国際消費センター都市の建設は着実に進められており、デジタル経済発展によるメリットが強化・拡大され、ビジネス環境が持続的に最適化されている。北京市は、引き続きビジネス環境を最適化し、企業サービスの充実を図り、企業が北京での研究開発およびイノベーション成果の実用化を強化し、北京のグローバルデジタル経済モデル都市の建設に積極的に参加することを歓迎する。企業が「両区」の政策ボーナスを有効に活用し、北京の実体経済の構築と消費ニーズの高度化を踏まえて、より多くの優れた製品とサービスを提供し、北京においてより多くの良質なビジネス資源の集積が促進されることが期待される。

同プロモーション会の事例共有セクションでは、英中貿易協会（CBBC）、横河電機（中国）有限公司などの外資機関及び企業が、北京とともに発展・進展を遂げたストーリーを共有した。コミュニケーションセクションでは、外資系企業と関係区、投資・融資機関、産業園区、応用シーン機関、イノベーション企業の代表者が交流・マッチングを行った。また、会場ではイスラエル、フランスなどの科学技術系プロジェクトのロードショーが行われた。参加企業からは、今回のプロモーションイベントを通じて、「両区」建設の重点分野と産業政策についてより一層理解できたという声が相次いだ。

次なるステップとして、北京市投資促進サービスセンターは、「開放的北京の活力と原動力」と題した企業誘致プロモーションイベントのフォローアップイベントを主催するとともに、関係部門・各区と協同し、次世代情報技術、科学技術サービス、医薬・健康、スマート設備、省エネ・環境保護、金融などの産業に焦点を絞り、全市の通年206回の企業誘致・投資促進プロモーションイベントを統括・計画し、より多くの外資系プロジェクトの実施を促進するよう努める。

（情報提供：新京報）