24日に開催された2024年国際バイオ医薬品産業革新北京フォーラムの開幕式で、イーライリリー、ファイザー、バイエルなど大手国際製薬企業8社が北京に研究開発イノベーション機関を新設し、現在、北京市の企業「サービスパッケージ」に組み入れられていることが分かった。そのうち6社が北京経済技術開発区に位置する北京医薬イノベーションパークに立地する予定。

上記6社には、イーライリリー、ファイザー、バイエル、アストラゼネカ、メドトロニック、HUYABIOが含まれている。6社が新設した研究開発イノベーション機関の多くは多国籍製薬企業の業務分野において「北京初」「中国初」となる。北京経済技術開発区の責任者は、「各種資源を統合し、入居企業の革新的な発展におけるニーズを随時把握し、プロジェクト連携、プロジェクト実施に対する支援などの面で良質なサービスを提供する」と述べた。

北京市発展改革委員会の責任者によると、北京市は医薬品・ヘルスケア産業を首都の革新的発展を支える重要な一部と捉え、近年、革新的医薬品の質の高い発展を後押しする一連の政策を打ち出しており、市場参入、産業発展、人材へのインセンティブ制度などの面で絶えず改善策を講じている。外資研究開発センターを例に挙げると、北京市は現時点で5回にわたり計149機関の外資研究開発センターを認定し、そのうち医薬品・ヘルスケア分野が最も多く40機関に達している。

（情報提供：新華網）