このほど、米国に本部を置くCFA協会(Chartered Financial Analyst Institute)の北京代表処の登録が正式に認可された。これにより、北京市金融管理局を主管部門とする初の国際NGOが北京に拠点を設立したこととなる。
CFA協会は、世界各国で公認金融アナリスト(CFA)資格を授与する国際組織であり、現在、同協会が定める専門基準と資格認定は、世界40の国・地域の規制当局に認可されている。また、世界800校以上の大学がCFAカリキュラムを学位プログラムに組み込んでおり、160の国・地域にわたって20万人超の資格保持者が登録されている。さらに、25,000社以上の企業がCFA資格保持者を雇用し、中国本土では約9,000人のCFA資格保持者が登録されている。
今回のCFA協会北京駐在員事務所の設立により、中国における金融分野の専門知識および技能基準の普及を加速させ、金融分野の専門人材の育成を促進し、金融業界の質の高い発展を一層後押しすることが期待されている。
(情報提供:首都金融)