このほど、「北京市における科学技術金融体制の構築加速化による高水準の科学技術自立自強支援実施方案(2025-2027年)」が正式に発表された。同方案は、ベンチャーキャピタル、通貨信用、資本市場、科学技術保険、財政誘導、金融開放など8分野に焦点を当て、計20項目の政策措置を打ち出している。
「実施方案」で設定された全体目標によると、2027年末までに、科学技術イノベーション分野において長期資本やペイシェント・キャピタルなどによる1兆元超規模の基金を北京に新設することを目指す。科学技術向け融資と科学技術型企業向け融資残高はそれぞれ5兆5000億元と2兆5000億元を突破し、年間平均伸び率は全国平均及び全市の各種融資伸び率を上回ることを目標とする。さらに、科学技術イノベーション債券、科学技術保険、科学技術型企業の上場と不動産投資信託(REIT)の発行規模が全国トップレベルとなることを目指す。
(情報提供:北京日報)