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園区の名称:北京市朝陽金盞金融商務区

所属区:朝陽区

園区の住所:北京市朝陽区東垻(ドンバ)大街9号 

園区の紹介:北京市朝陽金盞金融商務区(金盞国際協力サービス区に改名する予定)(以下は朝陽金盞園区と略す)は都心部の北東部に位置し、東に金楡路に、南に計画中の垻河北濱河路及び計画中の第4大使館区画(計画中の総敷地面積が83ヘクタール)に、西に東部第五環状線に、北に計画中の東垻路に接し、総敷地面積が1216.69ヘクタールだ。内部には空港第二高速道路と北小河を境界線とし、東、中、西という3つの区画に分かれ、それぞれの計画総敷地面積が595.29ヘクタール、302.4ヘクタール、319ヘクタールとなっている。

一、同園区の機能ポジショニング

金盞園区は金盞国際協力サービス区と位置づけられ、国家の対外開放の新たな戦略をサポートし、首都における国際交流の新たな舞台を作り出し、北京の都市発展の新たな理念を実現させていく。より高いレベルの対外開放と「一帯一路」などの国家戦略を導きとし、低密度の空間形態、高品質の都市環境、大規模の生態系への緑化を基礎とする。国内外の都市間の重大な協力の促進を足がかりとし、第4大使館区の建設をめぐり、国際協力総合サービスという全般的なポジショニングに重点を置き、国際交流中心地としての外交事務機能の実行力の完備と向上を推し進める。国際向けの交流・展示の新たな窓口、ハイエンドビジネスサービスの新プラットフォーム、産業金融サービスの新たな高地、イノベーションと協力を支える新たな節目、国際的なファッションの活力が溢れる新たな商圏の構築を加速させ、国際的な人材、情報、科学技術と資本などの要素の双方向の流動を促し、首都における国際交流の中心地の新たなチェックポイント、アクティブ・ファッショナブルな第二の「三里屯」、朝陽区における新型国際化の示範区を打ち出していく見込みだ。

二、計画と発展の現状

(一)東区画

1.進出したプロジェクト

現在まで同園区の東区画に参入したプロジェクトは13個に達し、竣工建築の延床面積が100万平方メートルを超えている。産業類プロジェクトは主に東垻大街の南のほうから垻河の北の区域内に集中し、教育類プロジェクトは空港第二高速道路に隣接して縦列に分布し、ほかの関連プロジェクトは東区画にある中央緑地の北東部に位置する。その中、金盞国際金融センター(第1期)、民航決済センター、中組部全国組織幹部学院、清華大学附属中学凱文国際学校、東北師範大学附属中学朝陽学校、愛迪国際学校など6つのプロジェクトは既に竣工され、中信集団金融後台総合基地、金地啓匯センター、環球財金センター、朝陽金茂センター、広発金融センター(北京)、温楡河法廷及び書類保存棟など6つのプロジェクトは着工・建設中の段階にあり、安邦保険全国後援センターのプロジェクトは、今事前手続きの取り扱いに取り組んでいるところだ。

2.幹線・支線道路の建設

同園区の管理委員会は東垻大街など8本の市街部幹線・支線道路の整備を担当する。現在、東垻大街、金盞縦十二路が既に竣工・開通し、三岔河村北街路、東高路、東垻北路など6本の道路の建設は既に着工している。

3.都市公共事業のインフラ施設

東区画の公共事業インフラ施設が次第に完備されている。計画には、水道水、再生水、雨水、汚水、電力、天然ガス、通信などの公共事業パイプラインと変電所、天然ガス圧力調整所など公共事業ステーションが配置され、地下公共事業パイプライン建設が各工事と同時に進めている予定だ。東垻大街、金盞縦十二路では天然ガス、電力、水道水のパイプラインが全部配置済みで、天然ガス、電力と水道水の接続・実用もできるようになった。東垻東220KV変電所と楼梓荘110KV変電所が竣工し、正式な運営も開始している。

(二)中・西区画

中区画と西区画の敷地面積がそれぞれ302.4ヘクタールと319ヘクタールであり、2013年に全般的な計画の編成が完了された。その中、西区画の総延床面積が約243万平方メートルに達している。

三、最近の重点的な計画業務

1.核心区域における実施案の編成

産業をよりよく実地で配置するために、同園区は国際的活力あふれる市街の機能構成、各業種の割合、運営モデルを深く分析し、第4大使館区画以北、北小河以東にある約172ヘクタールの面積を持つ核心地域の機能配置、建設案、交通と公共事業など関連施設の建設を展開し、開発のモデルとスケジュールを明らかにしている。

2.全般的な発展戦略研究と詳細な計画・設計

核心地域の実施案は商務区における全般的な発展をめぐる戦略的な研究と詳細な計画・設計に対しても参考できる。全般的な発展戦略研究におよぶ範囲は約3532ヘクタールで、金盞国際協力サービス区、第4大使館区画、東垻南区及び周囲の生態系を構成する地域を含んでいる。同研究はマクロ面から都市の総体設計案のコンセプトを提示し、計画・管理に関わる規則性の要求を研究・提出し、各区画の建設の時系列を明らかにする。商務区全体の発展戦略方針に従い、中区画に属す約300ヘクタールの土地に対して研究を深め、計画範囲内の産業機能分区、各種類の敷地の配置と構成、交通面の総合的な強化、インフラ施設保障などの内容を明確にしていく見込みだ。

管理委員会の名称:北京市朝陽金盞金融商務区管理委員会

管理委員会の担当者:馬思敏

管理委員会の連絡先:86-10-84399869