一、 目的
産業発展のチャンスを掴み、資源面の優位性を統合し、北京市の新型エネルギー貯蔵技術の革新と産業の発展を推進し、国際科学技術イノベーションセンターの構築を効果的に支援することを目的とする。
二、概要
(一)技術の革新とブレイクスルーの促進に関して
新型エネルギー貯蔵のコア技術における革新能力を向上させ、新型エネルギー貯蔵企業が産業上の欠陥と技術的難題を解決することを支援し、最大3000万元の補助金を支給する。
新型エネルギー貯蔵分野のイノベーション支援施設の構築を支援し、新型エネルギー貯蔵企業の産業革新センター、パイロット試験・検証プラットフォームの構築への参加を支援する。
産業と教育の融合発展の新たな枠組みを構築し、国家級エネルギー貯蔵技術産業教育融合プラットフォームと北京市の新型エネルギー貯蔵企業との緊密な連携を推進し、同業界のリーダー人材と産業発展のニーズに適した複合型人材を育成する。
(二)産業の集積と発展の推進に向けて
新型エネルギー貯蔵モデル産業パークを建設する。昌平区が「エネルギーバレー」としての優位性を発揮し、産業と教育、中央企業と地方企業が融合する融合革新区を構築することを支援する。房山区が産業チェーンのリーディングカンパニーを通じて、中央と地方が協力し合い、北京・天津・河北が協力し合う協同発展区を構築することを支援する。モデルパークが新型エネルギー貯蔵関連のモデル企業の育成および・集積に取り組み、エネルギー貯蔵モデルおよび産業化プロジェクトを計画し、研究開発・生産・応用を一体化して発展させる産業エコシステムを構築し、自身の条件に基づいて試行実施し、地域的エネルギー貯蔵産業の支援策を制定することを奨励する。
「専精特新」企業の育成を強化する。専門機関が新型エネルギー貯蔵分野の革新型中小企業・「専精特新」企業(専門化・精密化・特徴化・新規性を追求する中小企業)に診断、インキュベーション、投資等の公共サービスを提供することを支援し、サービスの実績に応じて奨励金を支給する。
新型エネルギー貯蔵分野の産業化プロジェクトの実施を促進する。デジタル化、スマート化に関する国際基準、国家基準および北京市の基準に達し、新設された新型エネルギー貯蔵産業化プロジェクトに対し、最大3000万元の支援金を支給する。全局性・戦略性があり、かつプロジェクト融資を受けた新型エネルギー貯蔵に関わる建設関連の重大プロジェクトに対して利子補給を行い、年間利子補給金額は最大3000万元、利子補給期間は3年以下とする。
新型エネルギー貯蔵産業のスマート化とグリーン化の発展水準を向上させる。新型エネルギー貯蔵企業がスマート化・グリーン化技術の改良・アップグレードを展開し、同産業の質の高い発展を推進することを支援する。実績要件を満たすスマート化・グリーン化技術改良プロジェクトに対して、最大3000万元の支援金を支給する。
新型エネルギー貯蔵産業の協同発展を促進する。一連の同産業チェーンにおける優良企業の北京・天津・河北への進出・育成に取り組み、「産業チェーンの強化・補完」活動に参加し、かつ条件に合致する新型エネルギー貯蔵企業に対し、実際に履行した契約金額の5%、最大3000万元の基準で奨励金を支給する。
(三)新技術と新製品の応用の強化に向けて
北京の第5環状線外の産業工場エリア、物流パーク、データセンターなどの人員密集エリア以外の場所での、新型エネルギー貯蔵関連のモデルパイロット事業の展開を支援し、新型エネルギー貯蔵モデル産業パークにおける固体リチウムイオン電池、フロー電池などの安全性の高いエネルギー貯蔵技術路線をめぐるモデル応用の展開を支援する。
工場エリアまたは産業パークで新型エネルギー貯蔵施設を配置し、エネルギーの効率的な利用を実現した製造業者に対して、奨励金の範囲内の総投資額の30%以下の割合に基づいて、最大3000万元の奨励金を支給する。
新型エネルギー貯蔵施設を構えた業者が要件を満たす新技術や新製品の小ロット検証を実施することを奨励し、同小ロット検証の投資額の30%以下の割合に基づいて奨励金を支給し、奨励金の額はプロジェクト1件当たり最大1000万元とする。
新型エネルギー貯蔵企業がエネルギーデジタル化などの技術を活用し、エネルギー貯蔵システムや同施設のスマート化運営・管理水準を向上させることを支援し、エネルギー貯蔵分野における典型的な応用シーンのニーズを初めて解決し、実際に導入された優れたソリューションに対して、最大3000万元の奨励金を支給する。
「光貯充検」「光貯充換」(「光」は太陽光発電、「貯」はエネルギー貯蔵システム、「充」は充電、「検」はテスト、「換」は電池交換を指す)、ビークルトゥグリッド(V2G)などの新技術や新モードの模範と普及を支援し、新型充電施設の送配電網負荷調整への関与を奨励し、送配電網資源の利用効率を高める。
(四)イノベーションの要素保障の強化に向けて
新型エネルギー貯蔵技術および規格の共同革新を促進する。北京に拠点を構えた企業や公的機関が国際規格、国家規格、業界規格の制定に関与することを支援する。
新型エネルギー貯蔵分野への金融支援を強化する。中小企業・零細企業への「初回融資」業務に対し、最大1%の利子補給または保証費用の補助などの支援策を行う。北京の「専精特新」専門セクション、全国中小企業株式譲渡システムに登録し上場した優良企業に対して奨励金を支給する。
新型エネルギー貯蔵分野の人材確保を促進する。新型エネルギー貯蔵産業のリーダー人材の導入を強化し、新型エネルギー貯蔵企業が大学や職業学校に実地研修の機会を提供することを支援し、産業集積エリアにおいて新型エネルギー貯蔵分野の主要企業に対し、人材の導入、人材の子女の入学、戸籍登録、住宅などの面で良質で便利なサービスを提供することを奨励する。