京建便函（2020）271号

各区住宅と都市農村（市）建設委員会、経済技術開発区開発建設局：

当市のビジネス環境を持続的に改善し、簡易・低リスクプロジェクトに参加する企業に対するサービス向上を図り、施工中の品質安全監督検査の関連規定を徹底的に実行するため、「簡易・低リスク工事施工期間における品質安全監督検査業務の更なる明確化に関する通知」（京建発[2020]43号）（以下、「43号文」と略称）に拠り、関連事項を以下のとおり通知する。

一、品質安全監督検査を重要視とし、思想観念を着実に転換する。簡易・低リスク工事中の検査頻度を減らすことは、ビジネス環境の改善や企業の獲得感の向上に重要な意義がある。各区の住宅と都市農村建設を主管する行政部門は、思想・観念を着実に転換し、積極的に責任を持ち、自ら進んでサービスを提供し、企業のニーズを指針とし、工事の品質をボトムラインとし、サービス意識をさらに高め、工事参加者と積極的に連携し、工事中の困難を解決し、手続きの難所を解消していかなければならない。

二、組織の指導を強化し、企業の獲得感を確実に高める。各地区住宅と都市農村建設を主管する行政部門は協調の仕事を担当し、品質安全の確保を前提に、郷・鎮・街道（エリア）などの関連部門との協調をとり、工事中に品質安全監督検査を1回だけ行うようにし、竣工共同検査の順調な実施を行わなければならない。

三、実務主義で、政策実施の「最後の1キロ」を保証する。各区の品質監督機構の主要責任者はサービス意識を継続的に強化し、情報化などの手段で横方向のコミュニケーションと縦方向の連絡を強め、工事中の共通問題を非対面方式で効率的に解決することで、工事施工の進捗を協調的に推進する。

四、仕事のメカニズムを革新し、「一対一」式の追跡サービスを実行する。各区の品質監督機構は人員を選出・派遣し、簡易・低リスクプロジェクトに対して「一対一」の全過程追跡サービスを提供し、各プロジェクトに「担当者が追跡してサービスを提供する」ことを保証すること。サービススタッフは、電話や、ショートメッセージ、ウィーチャット等の非対面方式により適時に協調サービスを提供し、「クレームを受けたら直ちに処理する」という要求に基づき、建設に参加した企業の困難を適時に解決しなければならない。重要事項や本当に解決できない問題の場合は、速やかに市住宅と都市農村建設委員会に報告すること。

品質監督機関と安全監督機関が独立している場合、品質監督機関がリード役で、安全監督機関が協力して、サービスを共同で提供すべきだ。

五、工事の統計数字を動的に把握し、工事の進捗を追跡する。各区の工事品質監督機構は工事プロジェクトの動的台帳を設け、プロジェクトの進捗及び検査状況を適時に把握しなければならない。

六、作業の制度を健全化し、工事の進捗を適切に調整して推進する。市住宅と都市農村建設委員会は工事進捗の週報制度を確立する同時に、各区の工事品質監督機構は専任者を選抜して毎周金曜日までにプロジェクトの最新の現状を電子版でjdyws83297582@163に送信してアップデートする（2020年2月末までには、既存プロジェクト及び确定した連絡先を報告すること。詳細は添付ファイルを参照）。市の住宅と都市農村建設委員会は各区の報告を速やかにまとめ、分析・整理し、多者間のコミュニケーションと調整が必要な問題については、定期的にビデオ会議を開き、多様な問題を協調的に解決し、建設に参加した企業が工事を着実に推し進めていくことをサポートしなければならない。

添付ファイル:1、簡易・低リスク工事プロジェクトの動的台帳

2、簡易・低リスク工事プロジェクト連絡先表

北京市住宅と都市農村建設委員会

2020年3月2日

（担当者：張兆鵬、翟毅　連絡先：+86-10-55597490、+86-10-55597668）

添付資料1

簡易・低リスク工事プロジェクトの動的更新台帳

注:2月末に当月の状況を報告・送信した後、簡易・低リスク工事に毎週新たな項目や検査がある場合、毎週金曜日までに報告・送信しなければならない。

添付資料2

簡易低リスク工事プロジェクトの連絡先表

注:プロジェクトごとに1名の連絡先を指定する。2月末に当月の状況を報告・送信した後、簡易・低リスク工事に毎週新たな項目や検査がある場合、毎週金曜日までに報告・送信しなければならない。