中国国際サービス貿易交易会（CIFTIS）は中華人民共和国商務部と北京市人民政府が共同で主催する国際的かつ総合的な大規模展示会および取引プラットフォームである。

2025年のサービス貿易交易会は9月10日から14日にかけて開催され、会場は従来の国家会議センターと首鋼パークの2カ所から首鋼パークのみとなる。サービス貿易交易会は今回から毎年9月の第二水曜日に開幕し、会期は5日間と定められ、うち前半の3日間を業界関係者対象日、後半の2日間を一般公開日とする。

2025年のサービス貿易交易会ではテーマ展と専門展が設置される。テーマ展では主賓国、主賓省、国際機関、主要国などを招待し、展示を行う。今年の主賓国であるオーストラリアは過去最大規模のサービス貿易出展団体を率いて参加し、主賓省である安徽省は同省の科学技術イノベーションとサービス業開放の最新成果を展示する。テーマ展ではサービス貿易の融合的な発展傾向を際立たせ、サービス貿易の各分野の相互作用性・専門性などの特徴に合わせて展示エリアのレイアウトを最適化し、引き続き電気通信・コンピュータ・情報サービス、金融サービス、文化観光サービス、教育サービス、スポーツサービス、サプライチェーンおよびビジネスサービス、エンジニアリングコンサルティング・建設サービス、健康・医療サービス、環境サービスといった9つのテーマを設置する。