2022年の中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)は8月31日から9月5日にかけて北京市で開催される予定である。今年は初めて環境サービスに関するテーマが組まれるなど、国際とのつながりがより顕著になっている。今年のCIFTISのテーマは「サービス分野の協力によって発展を促進し、グリーンイノベーションがもたらす未来を迎える」である。テーマに沿って、世界サービス貿易サミット、展示会、フォーラム・会議、プロモーション・商談、成果発表、関連イベントなど6種類のイベントが設けられている。現在、65の国と国際機関が国又は本部としてオンライン・オフラインの展示会や会議を開催する。そのうち、ドイツ、イギリス、日本など25カ国が国として、6つの国際機関が本部としてオフラインで展示会を開催する。スイスやイタリアなど8カ国が初めて国としてオフラインの展示会を開催する。今回のCIFTISの総展示面積は15.2万平方メートルで、前年より2.6万平方メートル増えたことで、展示需要に更に応えられる会場になった。
中国の「カーボンニュートラルとカーボンピークアウト」目標をめぐって、今回のCIFTISは環境サービスを新たなテーマとし、生態系保護とグリーン・省エネのための新技術・応用に焦点を当てて展示する。また、電信・コンピューター・情報サービスの特別展示会にメタバース体験館を設置し、メタバースや新世代インターネットなどの技術・応用を展示する。メタバースの技術を活かして、コンセプトから応用までメタバースを推進する成果発表会場を設置する。
2022年のCIFTISも引き続き、国家会議センターと首鋼パークの「ダブル会場」で開催する予定。新たな会場となる国家会議センター第2期は冬季オリンピック後、初めて国際イベントを担うという。また、今回初めて一般向けの重要な展示イベントを担う。国家会議センター第1期と連動して双方向の集客を確保する。首鋼パークは13の工業残存建築物ランドマークの活力共創計画を開始し、より多くの企業にCIFTISに注目してもらい、没入型体験空間で新しい価値を創造することを目指している。
(情報提供:中国青年報)