「2022年中国国際サービス貿易交易会の電信・コンピューター・情報サービス特別展示会」が、2022年9月1日から9月5日にかけて、首鋼パークの10号館と11号館で開催される予定である。

「通信・デジタル技術、メタバース応用」の2つのテーマ館を設置

今年の通信・コンピューター・情報サービス特別展では、通信・デジタル技術及びメタバース応用の2つのテーマ館が設置される。この2つの展示館は技術支援からメタバース応用の実現まで、情報通信分野のフロンティアテクノロジーや発展成果を全面的に紹介する。

そのうち、通信・デジタル技術のテーマ館は首鋼パークの11号館にあり、通信インフラ、クラウドコンピューティング・ビッグデータ、集積回路・産業インターネット、特別展示団の4方面を含み、情報通信分野のフロンティアテクノロジーと発展成果を全面的に展示し、川上技術と設備支援を紹介する。首鋼パークの10号館は約1万平方メートルの「世界一流のメタバース体験シーン」を構築し、メタバース体験館を初お披露目し、没入型インタラクティブ展示技術を総合的に応用し、各出展企業にメタバース技術の展示用の特別プラットフォームを提供する。

大手企業と連携してデジタル大会を開催

国家級の展示プラットフォームである中国国際サービス貿易交易会の大きな利点を活かし、世界のデジタル経済業界における大手企業が北京に集結している。例えば、演算能力・統合通信能力で勝さる大手の中国聯通、中国移動、中国電信、アリババが集まり、メタバースを含む多くの分野への応用展開を共有する。また、中国の国産CPUの有力メーカーである龍芯中科、産業インターネット大手の東土科技、人工知能業界大手の智譜華章、格霊深瞳が競って出展する。

また、今年は国際イノベーション・インキュベーションゾーンと専精特新企業(専門化、精細化、特色化、新規性を特徴とする企業)展示ゾーンの2つの特別ゾーンを設置する。国際イノベーション・インキュベーションゾーンには、英国、米国、ドイツ、日本、イスラエル、スイスなどのスマート産業センサー、3D光学検査装置、透明ディスプレイアンテナ、スマート産業検査飛行ロボット、小型商用機の製造などの革新的技術成果が20件以上集結する。専精特新企業展示ゾーンでは、専精特新中小企業に対し、科学技術分野と川上・川下産業チェーンにおける需給マッチングプラットフォームを提供し、政策の実施を加速させる。

フロンティア・フォーラムの革新成果が明かす未来

また、集積回路産業の発展・協力、産業インターネットの革新・発展の2つの特別フォーラムに加えて、2022年デジタル経済発展大会、情報通信の国際化に向けた協力・発展、「東数西算(西側のコンピューティングリソースが東側のデータコンピューティングをより完全にサポートできるようにし、デジタル発展をより良く実現する)」と演算能力の発展、「カーボンニュートラルとカーボンピークアウト」の背景における未来の移動変革、世界人工知能融合発展・革新的応用など10以上のICT業界特別フォーラムを開催し、インターネット3.0、5Gイノベーション、データ要素、技術オープンソース、スマート運転などの最先端のテーマについて議論を行う予定である。更に、この特別展示会では、オンラインとオフラインの発表会場を設置し、初公開イベント、公式発表、模範的なサービス事例の公開を行う。