隆福寺地域

2024-12-06

1 隆福寺.png

(一)概況の紹介

隆福寺は1452年に築かれた寺院であり、北京市東城区東四通りの交差点の北西角に位置している。隆福寺地域ではここ数年間、大規模なリニューアル及び開発が行われ、今や北京の重要な文化・商業地域の一つとなり、北京市の「両区(国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国(北京)自由貿易試験区)」の建設に関わる重要な産業パークの一つでもある。

(二)機能的位置付け

隆福寺地域は「文化+科学技術」「文化+消費」として位置付けられ、ハイテク化・デジタル化・スマート化を実現し新業態の展開を奨励し、公共空間の質を絶えず向上させ、活気あふれる開放的な空間を構築している。一方、国内外の芸術団体と提携し、若年層を狙った業態やブランドを同地域に誘致し、文化・スポーツ施設とレジャー活動を統合させることで、「北京旧市街地復興のモデル」「文化消費の新ランドマーク」を作り出し、文化トレンドや流行をリードしている。同地域は、伝統文化と現代文明が互いに引き立て合うパークであり、中国文化と世界文明の調和と融合を実現した首都文化の新たな中心地である。

(三)発展状況

近年、隆福寺地域は首都北京の文化消費の新たなランドマークとして急速に開発が進み、美術館、トレンド文化市、没入型芝居劇場、複合型ブックカフェなどを含む多種多様なり、ファンフライ環遊天地シネマコンプレックス、スノーボードBURTONの旗艦店、華夏銀行、更読書社、木々芸術コミュニティー、HALF COFFEE、京Aなどの有名な企業やネットで人気を集めるSNS映えスポットを含む多くの質の高いテナントや文化機関の誘致に成功し、豊かな文化的雰囲気を醸し出している。一方で、隆福寺は故宮、王府井など周辺に存在する文化観光資源との連携にも力を入れており、共に文化の黄金三角地帯を構築し、文化産業の成長を促進している。

今後の計画として、隆福寺地域は複合的かつ多様な商業コンテンツを通じて、産業融合レベル、文化主導レベル、開放政策の実行レベルを引き続き向上させ、より多様で質の高い文化消費体験を提供し、力強い文化消費の新たな活力を育成していく。


関連書類