2021年2月19日

2月18日、プライベートエクイティのセカンダリーマーケットに特化した外資系企業のコラーキャピタル(Coller Investment Management Limited)が朝陽区にファンドマネージャーであるコラー(北京)プライベートエクイティファンド管理有限公司を新しく設立した。

株式資本の退出ルートを広げるため、2020年12月10日、中国証券監督管理委員会は株式投資、ベンチャー投資における持分譲渡の試行事業を、全国に先駆けて北京で実施することを承認した。北京の「両区(国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国(北京)自由貿易試験区)」建設の重点任務として、株式投資、ベンチャー投資における持分譲渡の試行事業はプライベートエクイティファンドに緩和と退出のルートを提供している。プライベートエクイティのセカンダリーマーケットファンド(Secondary Fund、以下「Sファンド」)は主に持分投資ファンドの持分または株式に投資し、セカンダリーマーケットの重要な買い手であるため、Sファンドの発展に力を入れることは、当市のプライベートエクイティファンドをエコシステムから退出させるメカニズムの最適化に役立つ。

北京市金融監督管理局、北京証券監督管理局及び各区はサービス専門チームを立ち上げ、専門サービス執事追跡サービスを提供し、Sファンドの設立を積極的に推進している。清科Sファンドはすでに房山区での設立が決まっている。2月18日、プライベートエクイティのセカンダリーマーケットに特化した外資系会社のコラーキャピタル(Coller Investment Management Limited)が朝陽区にファンドマネージャーであるコラー(北京)プライベートエクイティファンド管理有限公司を新しく設立した。1990年に設立され、ロンドンに本社を置くコラーキャピタルは、プライベートエクイティのセカンダリーマーケットにおける世界的に有名な機関であり、ヨーロッパ初のセカンダリーマーケットファンドを設立した。コラー(北京)プライベートエクイティファンド管理有限公司は北京で初めての外資系Sファンドマネージャーとして、資本市場機関投資家のタイプを多様化させ、北京のプライベートエクイティファンド業界の国際的影響力を高め、資本市場の対外開放の範囲を広げ、レベルを高めることで、株式投資、ベンチャー投資における持分譲渡の試行事業の積極的な展開を推進する役割を果たしている。

(情報提供:新京報)