2021年8月3日
7月30日、アリアンツ保険資産管理有限公司が中国銀行保険監督管理委員会(以下「銀保監会」)の開業承認を得て、中国初の開業承認を得た外商独資保険資産管理会社となった。同社は北京自由貿易区国際ビジネスサービスエリア順義グループ、中独国際協力産業パークに入居することが決まっている。
銀保監会の承認文書によると、銀保監会はアリアンツ保険資産管理有限公司の開業を承認し、同社の登録地は北京で、登録資本金は1億元である。アリアンツ(中国)保険控股有限公司が1億元を出資し、持ち株比率は100%であるという。
許可された同社の業務範囲には、委託者が委託した人民元・外貨資金の受託管理、同社が保有する人民元•外貨資金の管理・運用、保険資産管理商品業務の展開、資産管理に関するコンサルティング業務、銀保監会が許可したその他の業務、国務院に所属するその他の部門が許可した業務が含まれる。
アリアンツ保険資産管理有限公司の実質的な完全支配株主であるアリアンツグループは欧州最大の保険会社で、77カ国・地域で事業を展開しており、世界中で1億人以上の個人及び企業顧客にサービスを提供している。世界最大の資産管理グループの1つでもあるアリアンツグループは、同社グループの保険顧客のために7900億ユーロ以上の資産を運用しているほか、運用している第三者資産総額は1兆7000億ユーロに達している。
(情報提供:北京青年報)