2023年1月21日

2023年2月3日、スタンダードチャータード銀行(香港)有限公司(スタンダードチャータード香港)は、中国証券監督管理委員会が発行した『スタンダードチャータード証券(中国)有限公司の設立承認に関する回答書』を取得したことを明らかにした。2020年に中国本土で証券会社に対する外資の持株比率規制が撤廃されて以降、初めて新設が承認された外資系独資証券会社である。

スタンダードチャータード香港によると、スタンダードチャータードグループの中国での事業戦略の重要な構成部分として、スタンダードチャータード証券中国が従事する証券業務には証券引受、証券経営、証券ブローカー、資産管理(資産証券化業務限定)が含まれ、登録資本金は10億5000万元であり、本社は北京市にあり、国内外の顧客を対象に中国のオンショア資本市場関連の製品とサービスを提供することに力を入れる。

スタンダードチャータード銀行アジア地域の業務執行取締役は、「北京で全額出資の証券会社の設立について当局から承認が得られたことを大変光栄に思っています。中国での事業展開に力を入れているスタンダードチャータードにとって、今回は中国市場でのもう一つの大きなマイルストーンとなりました」と述べた。

スタンダードチャータード銀行(中国)有限公司の総裁、頭取兼副董事長および地域業務執行取締役(中国および日本)によると、スタンダードチャータード証券中国の設立が正式に承認され、運営が開始されたことに伴い、スタンダードチャータード銀行の中国と海外の顧客へのサービス能力のさらなる向上に加え、「中国進出」および「海外進出」を目指す中国や海外の企業・機関への取引所市場を含むより包括的で良質な金融ソリューションの提供が期待されている。

(情報提供:中国新聞網)