2023年12月25日
2023年12月25日、キャタピラー(北京)商業ファクタリング有限公司の設立申請が正式に承認され、北京市亦荘で設立された。これは北京市初の外資商業ファクタリング有限公司で、金融分野の「両区(国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国(北京)自由貿易試験区)」建設において新たな成果を収めたことを示している。
キャタピラー(北京)商業ファクタリング有限公司は、フォーチュン・グローバル500選出企業である米国のキャタピラーの完全子会社による出資で設立された。資料によると、米国のキャタピラーは建設機械及び鉱山機械、天然ガスエンジン、並びに産業用ガスタービンエンジン分野における世界最大の製造会社の一つであると同時に、世界最大のディーゼルエンジンメーカーの一つでもあり、2023年度「フォーチュン•グローバル500」において230位にランクインした。
商業ファクタリングとは、企業が貨物販売及びサービス契約における信用販売により発生した売掛金を商業ファクタリング会社に譲渡することで、資金融通、売掛口座管理、売掛金回収などを代行してもらう総合的な金融サービスを指す。今回新設されたキャタピラー(北京)商業ファクタリング有限公司は、米国のキャタピラーの中国市場における商業ファクタリング融資と売掛金管理などの各種事業ニーズを満たすことができるため、サプライチェーンの資金圧力の大幅な緩和につながると期待される。また、同社が北京市亦荘での設立が決まったことで、地域産業金融供給システムがさらに改善され、良質なサプライチェーンファイナンスサービスによりエンティティの融資ルートを開拓し、産業集積力を強化し、北京の商業ファクタリング業界へのサポートをさらに強化する。
(情報提供:亦城時報)