北京市所管公園では夏の来園者数が持続的に増えており、文化展や開園時間の延長などにより来園者の異なるニーズに応え、今夏の観光コンテンツとナイトライフの充実を図った。一方で、公園での滞在時間が長くなり撮影回数が増えると、携帯電話の充電がなくなり、不便に感じることが多い。

頤和園（写真提供：VCG）

北京市公園管理センターは細部から市民や来園者のニーズに応えられるよう利便性向上に取り組んでいる。現在、頤和園、天壇公園、北海公園、景山公園、香山公園、陶然亭公園、紫竹院公園、玉淵潭公園および北京動物園に来園者サービスセンター、商業スペース、公衆トイレなど55カ所の新しい施設、89組の設備、1176のモバイルバッテリーの配置がすでに完了しているという。

より良いサービスを提供するため、北京市公園管理センターはビッグデータプラットフォームを十分に活用し、休日観光のパターンを科学的に分析した上で、チケットの発売数を動的に調整している。また、より良い観光体験を提供できるよう、飲料水や傘、車椅子などの便利なサービス措置を実施し、UVカットウェアや帽子、ミニ扇風機など70種類以上の熱中症対策グッズを用意している。

情報提供：北京日報