北京市の2023年1〜10月の輸出入額は前年同期比1.3%増の2兆9900億元で、北京市対外貿易の安定した質の高い発展の基盤がさらに固められている。

科学技術イノベーションセンターの建設は著しい成果をあげている。1〜10月にかけて、「専精特新・小巨人企業」(専業化・精細化・独創性・斬新性を追求するスタートアップ企業) 343社の輸出入額は同10.1%増の111億4000万元だった。 

オープンプラットフォームの輸出入の質が向上され、天竺総合保税区は1000億元の関門を突破した。1〜10月にかけて、北京天竺総合保税区の輸出入額は同39.9%増の1039億1000万元を達成し、史上初めて1000億元を突破した。

情報技術および医薬品・ヘルスケアの輸入が加速され、発展のポテンシャルが持続的に解き放たれている。北京市の集積回路輸入額は3年連続でプラス成長を維持している。1〜10月にかけて、北京市の集積回路輸入額は同44.7%増の497億8000万元で、昨年通年の水準を超えている。

1〜10月にかけて、北京市の医薬品原料・医薬品輸入額は同34.3%増の1042億8000万元で、全国の伸び率を19.1ポイント上回り、同期間の全国の医薬品原料・医薬品輸入総額の34.2%を占め、上海市を抜いて全国1位に躍り出ている。

(情報提供:北京日報)