春節連休が近づく中、北京市疾病予防抑制センターは健康を守るための5つのヒントを発表した。

北京市では現在、気道感染症が多発するシーズンにある。最新のモニタリングデータによると、ここ1週間は主流となるB型インフルエンザウイルスに感染する患者の割合が88.5%に増加し、インフルエンザが引き続き高い水準で流行しているものの、徐々に低下傾向にある。

一方で、新型コロナウイルスの感染者数は現在低水準にある。統計対象となっている病院ではここ1週間で、インフルエンザの症状が現れた患者の新型コロナウイルスの陽性率は1.8%で、XBB変異株がメインとなっており、JN.1変異株の割合が徐々に増加しており、新型コロナウイルス感染症の発生状況は徐々に増加傾向の状況にある。

健康を守るための5つのヒント

1.ワクチン接種を積極的に受けよう

高齢者や免疫機能の低下など接種条件を満たす市民に対して、XBB抗原成分を含む新型コロナワクチンを積極的に接種することが奨励されている。新型コロナウイルス感染が確認された場合は、早期に低分子薬を服用すること。

2.病気予防の意識を高めよう

春節に帰省や旅行をされる方は、自身の健康管理をしっかりと行い、食事衛生面に気をつけよう。

3.マスクを正しく着用しよう

医療機関・介護施設を訪れる際や、公共交通機関を利用する際、人が密集する場所に入る際は、マスクを着用しよう。

4.手を清潔に保とう

外から帰宅した後、食前・トイレ後、目・鼻・口を触る前および触った後は、こまめに手を洗おう。

5.健康観察をしっかりと行おう

発熱、咳、咽頭痛などの症状が現れた場合は、状況に応じて家で休息をとったり、薬を服用したり、すみやかに受診したり、適宜対策を講じよう。症状が悪化した場合や、基礎疾患が明らかに悪化した場合は、すぐに診察を受ける必要がある。

情報提供:北京日報アプリ