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2024-02-12  |  

2月10日(旧暦一月一日)から2月17日(旧暦一月八日)まで、宛平城は、春節を豊台で楽しんでもらおうと「宛平新春カーニバル」と題した一連のイベントを開催する。今回の「宛平新春カーニバル」では、山登りをする「登高」祈願、甲辰龍年干支文化大型共同展などの特色あるイベントや、無形文化財体験、博物・文化クリエイティブ、ファッション・アートトイ、グルメなどの一連のイベントが開かれる。 

旧暦一月一日の午前、来場者は宛平城楼に登り、絵馬に新年の願い事を書き込んだ。カーニバルのメインイベントである「龍行天下——甲辰龍年干支文化財大型共同展」では、全国60か所余りの文化・博物機関から集められた数百点の中国龍を題材にした文化財・芸術品の映像が流され、多くの来場者が訪れている。

リニューアルされた宛平城「盧溝暁月」テーマ郵便局もまた、来場者に人気のスポットの一つである。来場者たちは宛平郵駅の郵便史を観覧しながら、宛平開城記念スタンプや、「盧溝暁月」テーマ郵便局リニューアルオープン記念スタンプを押した。無形文化財体験エリアでは、鼻煙壷、絨花、風車、毛猿、漆絵などの無形文化財の巨匠のブースの前に多くの観覧者が集まった。

辰年の春節を祝おうと、「宛平新春カーニバル」では旧暦一月一日に龍舞と獅子舞が披露された。また、今回の「宛平新春カーニバル」ではファッション・アートトイ特設エリアが計画されており、アート、デザイン、トレンド、絵画、彫刻、アニメなど多くの要素を取り入れたアートトイが若者の間で人気を集めている。 

にぎやかなカーニバル会場には、東来順、錦芳など多くの北京の老舗店だけでなく、さまざまな洗練されたお菓子や、アメリカのストリートフードが並び、香港スイーツから昔ながらの北京の軽食、伝統的な中華料理から西洋のファストフードまで、来場者は生活感あふれる会場で宛平城で各地のグルメを楽しみ、辰年の春節を過ごした。

獅子舞

無形文化財体験をする来場者

願い事が書かれたお札で埋め尽くされている

(写真・情報提供:豊台区党委員会宣伝部)