北京市副都心では2024年も引き続き1000億元(約2兆円)規模の投資が維持されて質の高い発展を推進します。通年で計435件の重大プロジェクトが開始または継続される計画で、投資総額は1005億元に達する見込みです。

北京市副都心の計画対象は旧通州新城計画建設区で、総面積は約155平方キロメートルです。計435件のプロジェクトのうち231件がインフラ関連で、今年は東六環路の地下部分を含めた改造、ユニバーサル・スタジオ北側の総合交通ハブなどのプロジェクトの完工を目指して、河川改修の「温潮減河プロジェクト」、軌道交通M101線第1期、副都心駅総合交通ハブなどの建設を加速し、春明路、潮白河国家森林公園などの先行着手エリアについて着工します。

生活改善分野の76プロジェクトでは、安貞病院通州院区、旧路県県城遺跡などのプロジェクトの完成に努め、また、首都児童病院通州分院、人民大学通州新キャンパス、スタジアム整備などの建設の加速に努めます。

産業分野の128プロジェクトでは北京市都市計画設計研究院業務総合ビル、台湖図書城の改良改造などのプロジェクトを完成させ、張湾グローバルアウトレットタウン、北京首旅集団本部、清華大学通州金融発展・人材育成基地などの建設を加速させます。また、海昌海洋公園、宋荘青年芸術家工房なども着工されます。

北京市副中心については、2020年から4年連続で1000億元規模の投資が維持されることになります。