このほど、国家市場監督管理総局は、北京市がハイレベル自動運転モデル区の応用シーンに基づいて国家計測データ構築応用基地(自動車自動運転)を構築することを承認した。このタイプの基地は全国初だという。
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計測データとは、計測活動で生まれた様々な生データおよびそれによって生成されたデータであり、遡及可能性と信頼性があり、重要な国家基本戦略資源であるとともに、新たな生産要素でもある。データの量と値の正確性、データの安全性を確保し、計測データを効果的に活用することは、新たな質の生産力の発展に重要な技術的サポートを提供する。
現在、北京市ハイレベル自動運転モデル区は、累計29社のテスト車両企業の800台以上の車両に路上テスト資格を発行し、テスト走行距離は2500万キロメートルを超え、スマートコネクテッドカー、スマートコネクテッドバス、無人シャトルバス、無人配達、主要都市間の物流など8つの都市応用シーンの全面的な開放と協同発展を実現し、延べ1160万人以上に常態化移動・生活サービスを提供しており、車両センシング、路上センシング、信号制御、移動サービスなどに関する膨大なデータを蓄積している。
同応用基地は、産業発展、都市ガバナンス、人々の生活サービスを後押しするための計測データに軸足を置いて、映像設備、センサー設備などが提供する道路データと、自動運転車がセンサーやカメラなどの計測設備を通じて取得した車両データに基づき、データ分析とマイニングを通じた典型的な標準シーンライブラリの構築、および車両、道路、クラウドを統合した自動車自動運転情報計測データシステムと安全アクティブプロテクションシステムの構築を目指す。また、自動車自動運転データシステムの構築と応用を促進し、より安全で効率的なインテリジェント自動運転を確保する。
(情報提供:北京日報)