2024年「中国訪問・チャンスあふれる北京」ネット上の国際PRイベントに参加した中東欧の海外メディア記者団及び多言語キャスターら一行は4月9日、北京市政務サービスセンターを訪れ、ビジネス環境の最適化、超大都市(中国では市街地の常住人口が1千万人を上回る都市を指す)ガバナンスなどの分野における北京の取り組みと成果を理解するとともに、「北京効率」と「北京サービス」を体感した。
ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、モンテネグロ、北マケドニア、ルーマニア、スロベニアなど中東欧諸国のメディア関係者、および中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)ヨーロッパ・ラテンアメリカ言語プログラムセンター多言語インフルエンサースタジオのキャスターらは、「請願受理後の即時対応」改革実践展示、訪中外国人就労許可申請窓口、ローンサービスセンターなどを見学し、北京市政務サービスセンターの全体状況と窓口の業務フローを網羅的に把握した。
窓口業務の様子を撮影する中東欧の海外メディア記者ら 撮影:韓嘉慧
北京市政務サービスセンターには現在、市レベルの承認・認可機関53機関と市政ユーティリティ企業8社が入居し、2,500件余りの政務サービス事項を取り扱っており、1,100人余りのスタッフが勤務し、市レベルの申請に基づく政務サービス事項について「必要な政務サービス事項は必ず受理可能」や「ワンストップ」申請を実現した。政務サービスの利便性の高さに多くの海外メディア関係者が深い印象を受けたようで、賞賛の声が挙がった。
北マケドニアFaktorニュースネットのシニアジャーナリスト・Anita Buhovski氏は、北京市政務サービスセンターの企業サービス窓口を見学した後、「外国人向けの中国での会社設立の方法について北マケドニア人は関心を持っていると思う」と述べ、同内容に関する記事を書く予定だと話した。
ブルガリア「24 Hour」の記者・Pavleta Davidova氏は、「政務センターではどのスタッフも市民に寄り添い、市民の生活の利便性をより向上させるべく対応する様子や、会社設立に必要な手続き、居住証明書や就労許可書の申請など、ほぼすべての業務がここで完結できるのを知って感心した」と語った。
北京への観光・投資意欲を持つ外国人が関連政策や情報を入手する方法や、関連手続の場所などといった疑問をめぐり、北京市政務サービスセンターのスタッフは、新しい北京市国際版ポータルサイトの開設コンセプト、総合サービス、機能セクションなどについて紹介した。新バージョンの同サイトの利便性と豊富なサービスに、海外メディア関係者からは「もっと早く利用したかった」との声も挙がった。
ルーマニアテレビ局(TVR)国際ニュース編集者であるStan-Emanuel Neacsu氏は、北京市国際版ポータルサイトに深い関心を示し、同サイトで留学関連情報を入手したいと話した。また同氏は、「息子が以前中国に在留したことがあり、中国が大好きなので、また中国に留学したいと考えているかもしれない。北京市政務サービスセンターは非常に開放的で、どんな問題も解決できそうだ」と語った。
(情報提供:CRI Online)